
こんにちは。「東北の高校生の富士登山」事務局です。
5月になり、たいへんたくさんのご応募をいただいておりましたが、応募者多数につき、「東北の高校生の富士登山」、2016年度の参加申し込みを締め切りました。締切日より前ではありますが、ご了承ください。
応募いただいた高校生の皆さんには、結果を6月中旬までに、全員にご郵送しますので、少々お待ちください。
2016年5月24日
「東北の高校生の富士登山」事務局
「東北の高校生の富士登山」では、本日、2016年度の実施概要を発表し、参加者の応募受付を開始します。
今年も東日本大震災で被災した東北の高校生80名を募集します。日程は、7月26日(火)からの3日間、富士山頂を目指します。
昨年は、天候に恵まれず、登頂することができませんでしたので、今年については、2泊3日の後半2日のどちらかで登頂できるよう、スケジュールを調整しました。
応募の詳しい内容については、当サイト「実施概要・応募要項」の欄をご覧ください。
実施概要の下段には配布中のご案内チラシ兼参加お申込書と同じPDFがあり、ダウンロードできますので、ご案内チラシでもご確認いただけます。
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参加者全員での富士山登頂を目指します。みなさんのご参加をお待ちしています。
東北の高校生の富士登山 事務局
登山家・田部井淳子
山と溪谷社・日本山岳遺産基金
被災した東北の高校生を対象にした「東北の高校生の富士登山」は2016年の夏で5回目を迎えます。
本プロジェクトを応援したいというお問い合わせをたくさんいただいている中で、当日、高校生たちと一緒に登りたいというご依頼もいただくようになりました。
そこで、本プロジェクトを旅行面で支えていただいている株式会社アルパインツアーサービス様に、高校生を富士山の頂上で出迎え、激励する、「応援登山ツアー」を計画していただきました。
集合場所は、東京駅、横浜駅、JR御殿場駅、富士山スカイライン 水ヶ塚公園駐車場で、高校生より先に移動し、山頂で出迎えるという行程になっています。
ご案内チラシ(PDF)を用意しましたので、詳細をご確認のうえ、ご参加ください。
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高校生を応援したい、というみなさまのご参加をお待ちしています。
オリジナルブランドのバッグ、雑貨、服飾雑貨等の企画製造卸を行う株式会社ヘミングス様のご協力により、同社が販売する富士山をモチーフにしたティッシュケース「tente(テンテ)」について、売上の一部を「東北の高校生富士登山」に寄付いただくことになりました。
富士山をモチーフにしたティッシュケースは、Fujiyama(BLUE)、Fujiyama(RED)、富嶽三十六景(凱風快晴)、富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)の全部で4種類。購入いただくことで、「東北の高校生の富士登山」を応援いただいたことになります。
インテリアとして、プレゼントとしてぜひお買い求めください。購入はこちらのウェブサイトで。
7月22日(水)~24日(金)の3日間で、2015年の「東北の高校生の富士登山」を終了しました。今回は福島県、宮城県ほかの34の学校から高校生101人(男子56名、女子45名)が参加しました。
22日、朝の出発時は、晴天でよかった、と思ったものの、午後、山麓の水ヶ塚公園に集合した時点で強い風雨になり、開会式は中止。小降りに変わったところで、静岡県の富士宮口五合目から入山し、夕方、富士宮ルート六合目の山小屋(雲海荘、宝永山荘)に到着しました。
本来なら翌23日未明の出発で頂上を目指すはずでしたが、時折強い風が吹き付け、雨は降り止まず、未明からの山行は中止。午前4時、改めて山の気象専門家に問い合わせたところ、静岡側の富士宮ルートは、今後いっそう風雨が強くなるとのことで、運営スタッフで数回のミーティングを行い、頂上を目指すことは断念せざるを得ないと決定しました。
せめて富士山の雄大さだけでも体験してもらおうと、23日8時30分に山小屋を出発。風が強くなる手前の六合五勺で折り返すという計画で、一歩一歩、慎重な足取りで頂上へと続く登山道を辿り、五合目に下山しました。
下山時間が早まったため、急遽、富士吉田市の「富士山レーダードーム館」を見学。35年間に渡り、富士山頂で気象観測の重要な役割を果たした施設の歴史を学びました。
河口湖畔の宿に入った夕方には雨が上がり、ホテルの食堂からは、裾野の緑も鮮やかさを増した富士山の雄大な姿が現れ、高校生は、みな、その美しさに感激した様子で、やっと仰ぎ見ることができた憧れの山にカメラを向けていました。
24日(金)は、当初の予定通りのスケジュールを行い、午前中に西湖周辺での溶岩洞窟体験と樹海の自然観察を行ったあと、北口本宮冨士浅間神社をお参りして、正午に解散式を行いました。
2日目の夜の集会では、田部井総隊長から「どんなにがんばっても、今日のように、思い通りにならないことはたくさんある。めげずに、諦めずに、一歩一歩前に進んでいくことが大切」とアドバイスを受けた高校生たち。今回は、「日本一の頂上」に立つことこそかないませんでしたが、参加してくれた高校生たちそれぞれが、厳しい自然条件を体感する中で何かをつかみとってくれたのではないかと思います。全員が大きなケガや病気もなく、無事に帰途につくことができました。
以下は、高校生たちが寄せ書きに残してくれたコメントの一部です。
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「“日本人なら一度は!!” と思って挑戦しました! でも残念ながら天気が悪く山頂まで行けませんでした…。今年で3年生。高校生最後なので来年はできませんが、いつかリベンジして山頂からの眺めを観たいです!! 楽しかったです。ありがとうございました。」
「日本一の山、富士山に登れてとても幸せでした。次は頂上まで登りたい!」
「山頂にいきたかった…。でも七合目まで行けたのはいろいろな人々のおかげだと思うので感謝しつつ。また登れるようトレーニングしてリベンジするぞ!!」
「今回は七合目までしか行けなかったけど、たくさんの人達とふれ合ったりし、人として一周り成長できたと思います。来年こそはリベンジ!」
「あいにくの雨で残念ながら頂上まで登ることはできなかったけれど、初めての富士山を体験できたのはいい思い出になりました! いつかまた富士山へ来て、頂上まで登りたいと思います!!」
「次に登るときは、頂上に!! こんどは、晴れますように。」
「天候は悪かったけど日本一の山に登れて本当によかった! 来年リベンジ!!」
「絶対、諦めない、次こそ頂上(てっぺん)へ。」
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ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
写真=渡辺幸雄
※この富士登山の模様は、朝日新聞、福島民友新聞、福島民報にも掲載されました。
続きを読む →7月14日(火)、都内のアルパインツアーサービスさんの会議室をお借りして、スタッフによる最終ミーティングと、協賛各社からご提供いただいた行動食の仕分け、行動食バッグづくりを行いました。
スタッフを含めて約160人分の行動食を、ひとつひとつ袋に入れて綴じてという作業を行います。これらは初日、水ヶ塚公園で集合した際に、お一人にひとつずつ渡します。一昨年、昨年も行ったので、スタッフも慣れたもの、あっという間に仕分けを終え、準備が完了しました。
富士登山はいよいよ来週に迫りました。参加者のみなさんは、体調を整えて、万全の準備で集まってください。
7月8日(水)、旅行実施のアルパインツアーサービスさんのミーティングルームをお借りして、引率スタッフが一同に介しての事前ミーティングを行いました。
ICI石井スポーツ登山学校のスタッフ、 静岡から表富士登山ガイドクラブのガイドさん、協賛のコロンビアスポーツウェアジャパン様、取材する新聞・テレビのマスメディアの方、アルパインツアーサービスのツアーリーダーほか、協力いただく約40人のスタッフが集まりました。
集合から解散までの行程を確認し、昨年の反省点や、引率者の必須装備などをチェックしました。発起人の田部井淳子さんは、「高校生が安全に富士山に登頂できるよう、大人のみなさんも一致団結して、成功させましょう」と呼びかけました。
いよいよ2週間前になりました。次週は、行動食の準備なども行う予定です。
続きを読む →6月20(土)、福島県郡山市の郡山総合福祉センターで、富士登山参加希望の高校生を対象に、事前説明会を行いました。 福島県内各地から、親子で参加した方も多く、高校生70人を含め、約120人が集まり、実際の富士登山の様子を写真で見ながら、1ヵ月後にせまった富士登山に思いをはせていました。
後半には、装備をレンタルする人たちに向けての靴や 雨具、ザックなどの試着を行いました。
当日に向けて準備が進んでいきます。
4月より募集してまいりました2015年の「東北の高校生の富士登山」ですが、定員を超えるご応募をいただきましたので、募集を終了します。
参加申込書を提出いただいた方には、事務局より次のご案内をいたします。事前説明会は6月20日(土)郡山にて。実施は7月22日(水)~24日(金)です。
残念ながら、間に合わなかったみなさまにはたいへん申し訳ありません。あしからずご了承ください。
東北の高校生の富士登山 事務局
登山家・田部井淳子
山と溪谷社・日本山岳遺産基金
「東北の高校生の富士登山」は、本日より2015年の参加者の応募受付を開始します。
今年も、東日本大震災で被災した東北の高校生80名を募集し、7月22日からの3日間、富士山頂を目指します。応募の詳しい内容については、当サイト「実施概要・応募要項」の欄をご覧ください。
(2015年月21日定員に達したので締め切りました)
実施概要の下段には配布中のご案内チラシ兼参加お申込書と同じPDFがあり、ダウンロードできますので、ご案内チラシでもご確認いただけます。
今年も元気よく全員での富士山登頂を目指します。みなさんのご参加をお待ちしています。
東北の高校生の富士登山 事務局
登山家・田部井淳子 山と溪谷社・日本山岳遺産基金
続きを読む →本プロジェクトの富士登山の様子は、マスメディアの各社に取材をいただきましたが、新聞に紹介されたものを掲載します。
■朝日新聞(全国版) 7月24日(木)掲載
■福島民友新聞 7月24日(木)掲載
■福島民報 7月25日(金)
2014年7月22日(火)~24日(木)、東北の高校生の富士登山を実施し、無事終了しました。
23日(水)未明に静岡県・富士宮ルート六合目の山小屋(雲海荘、宝永山荘)を出発し、約7時間かけて頂上をめざし、参加した東北の高校生86名全員が富士山に登頂することができました。梅雨明け直後ということもあり3日間とも天気に恵まれ、登山中は暑くもなく寒くもない好条件でした。
みなさまの応援、本当にありがとうございました。
【7月22日(水)】
福島県郡山、いわきにそれぞれAM7:30に集合。参加した86名の高校生の内訳は、性別ベース:女子31名、男子55名、在住ベース:福島県在住83名、宮城県在住3名、学校ベース:32校でした。間借り校舎(サテライト校)などで学校生活を送る南相馬市や相馬市の生徒さん8人、いわき市や福島市の仮設住宅等に避難・移住した5人の生徒さんも参加しました。
集合場所から専用バスで、富士山麓まで移動。水ケ塚駐車場で86名の生徒さん達は8班に分かれ、登山の準備です。初めて登山する生徒さんたちにレンタルの登山装備を渡し、登山靴を合わせたり、おやつを渡したり、登山に必要のないものをバスに置いてゆく仕分けをしたりと、全員大わらわでした。
水ヶ塚公園で集合し記念写真(写真=渡辺幸雄)
開会式、集合写真を撮影したあとは、5合目に向かいました。今年は、NHK、日本テレビ、フジテレビ、福島テレビ、朝日新聞、福島民友新聞社など取材陣も25人と最多で、6合目の山小屋も貸し切りましたが、全員は泊まれず、ガイドの方達などの何人かは下の5合目に泊まることになりました。
【7月23日(水)】
いよいよ富士登山当日。朝1時半起床、2時すぎ出発です。なかなか寝つかれなかった生徒さんたちもいたようでした。幸いに、星空で、オレンジ色の三日月が強い味方です。
全8班のうち、1、2、3班が女子で、4~8班が男子で、追い越し禁止です。
一歩一歩あきらめずに山頂を目指す(写真=渡辺幸雄)
剣ヶ峰に到達し田部井さんとバンザイ(写真=渡辺幸雄)
郡山から2台、いわきから1台のバスに分乗してきた高校生達は、この富士登山で初めて会った者同士で、最初は話もあまり弾まず静かだったようですが、班ごとに富士山に登った後は、お互いにコミュニケーションがとれ、班の誰かがバテると励ましあい、バテた2班の女子に、男子の4班から、がんばれーのエールが送られたり、連帯感も生まれ 、写真など撮りあい、メールアドレスを交換している姿は、本当に微笑ましかったです。
頂上で各班ごとに記念写真を撮り、御殿場ルートの砂走りを下山しましたが、富士山は下山でバテるのです。 ヨレヨレになった生徒さんもいましたが、15時には皆で5合目に下山しました。そこからはバスで山中湖温泉「紅富士の湯」へ。入浴後は富士吉田市立青少年センター『赤い屋根』に行き、カツレツの夕食を食べ、宿泊です。
夜はミーティングと各班からの出し物などあり、皆、大笑い。ちょうど7月23日が誕生日の男子がいたので、皆で丸く円になり、ハッピーバースデーを歌ってお祝いもしました。
【7月24日(木)】
3日目、最終日です。富士吉田市立青少年センター『赤い屋根』に泊まった高校生達は、朝6時起床、6時半朝食、7時半出発で、樹海、コウモリ穴を見学し、北口本宮冨士浅間神社にお参りして、バスで帰るという計画に、「えー、早い」とか、「疲れたぁ~」と言っていましたが、やはり若い人の力はすごいですね。ちゃんと起き、予定を全てこなしました。
樹海では、富士山の噴火後、1300年近くたった自然の再生や、成り立ちについて、ガイドさんの話を熱心に聞いていました。タマゴ茸など、真っ赤になったキノコに驚き、キノコが森で果たす役割にもビックリしていました。また、コウモリ穴では、ヘルメットをかぶって、溶岩洞窟の中の寒さも体験しました。
そのあとは、駐車場で登山装備のレンタル用品を返却、自分の持ってきた洋服に着替えたり、スーツケースにお土産を入れたり、と高校生も大人達も忙しかったです。
最後は、北口本宮冨士浅間神社で、全員お祓いを受けました。宮司さんの話も聞いて、盛りだくさんのプログラムは13時に終了しました。
北口本宮冨士浅間神社で吉田口登山道の説明を受ける
バスの中で、お弁当を食べながら福島県に帰るので、スタッフ達とは、ここでお別れです。仲良くなった仲間とバスが違うので、涙ながらに、お別れしている姿もあり、スタッフ達との別れにも涙ぐむ生徒もあり、なかなか感動の場面でした。
下から見上げた富士山の高さに、あんなに高かかったんだと、改めて、頂上へ行けた喜びを話してくれた生徒さんもいて、本当に良かった、全員無事に帰れたことに、関係者一同、心底安心しました。
参加した高校生の皆さん、お疲れ様でした!
このプロジェクトにお力添えくださった全国の山や自然を愛する皆様、本当にありがとうございました。
総隊長・登山家 田部井淳子
下記は、富士登山後に高校生たちが横断幕に寄せ書きをしてくれたひと言です。
「山頂に着くまではとても大変なことばかりだったが、山頂の景色はとても最高のものだった。夏休みの最高の思い出ができた。」
「頂きからの景色は今までにないぐらい綺麗なものでした」
「初めて日本一の富士山に登れてうれしかったし、つらかったけど、みんなの励ましと協力のおかげで頂上まで登れました!スタッフの皆さん、一緒に登った皆さん、ありがとう」
「頂上に行くのはめちゃくちゃ大変だったけど、たくさんの人に支えられて無事登ることができました。今年の夏の最高の思い出です」
「大変だったし疲れたけど頂上に行ったときに感じた達成感は何事にも変えがたいものでした。とても楽しかったです。」
「サイコーの夏をありがとう!!」
「あきらめなければ目標は達成できると今回の登山で学びました」
「何度もやめたいと思ったけど頂上まで登れてよかった」
「苦しかったけど頑張った分、山頂で絶景が見れてよかったです」
「共に登る仲間に出会えた。富士登頂よりも、そのことがうれしかった」
「みんなの支えがあって登ることができました。感謝しています。ありがとうございました」
寄せ書きが加わった横断幕
今回の富士登山の実施概要は下記をご参照ください。
http://sangakuisan.yamakei.co.jp/tohoku_fujisan/oubo.php
なお、この富士登山の模様は、朝日新聞(全国版)、福島民友新聞(1面)、福島民報に掲載されました。
7月16日(水)、当プロジェクトの運営協力をいただいているアルパインツアーサービスの会議室にて、第2回めとなるスタッフミーティングを行いました。 いよいよ22日からに迫った富士登山について、参加人数の確認、班分け、当日の行程など、ガイドやツアーリーダーも集まっての最終確認が行われました。 また、ミーティング終了後は、各協賛社様からいただいた食べ物、サプリメント等の仕分け作業を行いました。参加者の行動食として、入山前に、ひとり一袋ずつ配布されます。
仕分け作業を行う田部井淳子さんとスタッフ
パッキングされた袋が並ぶ
協賛各社からいただいたひとり分の行動食の中身
2017年6月24日(土)、参加者に対して、郡山にて事前説明会を行いました。
富士登山に参加予定の高校生と親御さんら87人が出席。主催者を代表してプロジェクトリーダーの田部井進也からメッセージを伝えたあと、運行取扱会社のアルパインツアーサービスのスタッフが富士登山の概要を説明し、レンタルする登山靴や雨具のフィッテイングも行いました。
今回は、2014年にこの富士登山に参加し、現在は福島県内で、看護学校に通っている鈴木さんも出席。当時の思い出や富士登山の先輩としてのアドバイス、これから頂上をめざす後輩たちへ向けて激励のメッセージを伝えてもらいました。
7月2日(水)、東京・中野の「なかのZEROホール」において、東北応援の夕べと題し、「田部井淳子と怖いもの知らずの女たち」のコンサートが開催され、約500人の方が、歌声を楽しみました。
このコンサートのチケット販売代金、および、会場で呼びかけた募金は、会場費などの実費を除いて、日本ヒマラヤンアドベンチャートラスト(HAT-J)の東北応援プロジェクト、および、「東北の高校生の富士登山」のプロジェクトに寄付されるという趣旨で、結果として、144万7779円が「東北の高校生の富士登山」に寄付されました。みなさまのご寄付・ご協力に感謝いたします。
また、山と溪谷社では、増補文庫版の『怖いもの知らずの女たち』(吉永みち子著)などの書籍を会場で販売し、売上の一部、49,350円を、同プロジェクトに寄付しました。
いよいよ7月22日~24日に迫ったプロジェクトに、スタッフ一同、身が引き締まる思いです。
去る6月28日(土)、福島県・郡山市の郡山市総合福祉センターにて、参加の高校生やその親御さんを対象にした、事前説明会を行いました。
今回参加を表明いただいている99名の方のうち、61名の生徒さんとその親御さんら、総勢86人が集まり、本プロジェクトの流れや、必要な装備、事前の準備や心構えなどを、主催者から説明しました。
高校生らは、昨年の登山のスライドを見ながら説明を聞き、目前にせまった富士登山への気持ちを高めていました。
「一歩、一歩登れば、必ず頂上に着きます」と励ます田部井さん
実際に登山で使用する靴、雨具、ザックなどのレンタル品も多数準備され、高校生たちも熱心に試着体験をしていました。
ザックを背負ってみる高校生に声をかける田部井淳子さん
こんにちは。
「東北の高校生の富士登山」には多くの方の応募をいただきました。募集はすでに応募定員に達し、本格的なスタッフミーティングが始まりました。
6月25日には、旅行業務面で協力いただいているアルパインツアーサービスの会場を借りて、本プロジェクトで当日関わるスタッフ、協賛社の関係者等、大人約40名が一同に介し、今年のプロジェクトに関する行程を共有し、実施運営にむけて、具体的な打ち合わせを行いました。
田部井淳子さんからは「東北の高校生たちが、よい夏休みの思い出を富士山からたくさん持ち帰ってもらえるよう、大人たちも力を出し合いましょう」との呼びかけがあり、高校生のみなさんを安全に山頂に導くために、山岳ガイド、スタッフに求められるものは何かなど、真剣に話し合いました。
あとひと月に迫った高校生の富士登山、準備は着々と進んでいます。
2014年の「東北の高校生の富士登山 登ろう! 日本一の富士山へ」については、4月よりたいへんたくさんのご応募をいただきましたが、定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
ご応募いただきましたみなさまには、主催者より、次のご案内をさせていただきます。
今回、応募できなかった高校生のみなさんには、別の機会でお会いできますことを楽しみにしてます。
2014年5月26日 東北の高校生の富士登山 事務局
続きを読む →高校生のみなさんは、新年度を迎え、順次、始業式、入学式等が行われていることと思います。
そんななか、2014年度の「東北の高校生の富士登山」も、参加者の募集を開始いたします。
詳細につきましては、「実施概要・応募要項」のコーナーをご覧ください。
多くの方のご応募をお待ちしています。
(昨年の山頂での様子)
※2014年度の募集は終了しました。
続きを読む →「東北の高校生の富士登山」では、当プロジェクトに賛同いただける企業様の協賛、または個人の方の寄付など、支援いただける方々を募っています。
そんな中、「田部井淳子と怖いもの知らずの女たち」と山と溪谷社・日本山岳遺産基金の共催で、下記の通り「東北応援の夕べ」コンサートを、7月2日(水)、東京・中野のなかのZERO 小ホールにて開催することになりました。
ゲストは、女優の宮本信子さんやピアニストの梯 剛之さん。このコンサートの収益は、「東北の高校生の富士登山」プロジェクト等に充てられます。
みなさまのご参加をお待ちしています。
開催概要
日時: 2014年7月2日(水) 開演18:30(開場18:00)
会場: なかのZERO 小ホール
東京都中野区
JR、東京メトロ東西線 中野駅南口から徒歩7分
内容:
第一部
ごあいさつ 田部井淳子
バイオリン演奏 向島ゆり子
歌 怖いもの知らずの女たち(ピアノ 竹田裕美子、バイオリン 向島ゆり子)
第二部
歌 宮本信子(伴奏 ピアノ 板垣光弘)
ピアノ演奏 梯 剛之
定員: 550人(全席自由)
料金: 3,000円
申し込み方法: 名前(よみがな)、郵便番号、住所、電話番号、希望枚数を書いて、下記、FAX、またはメールアドレスに申し込む。申し込みが届き次第、支払い方法の案内が事務局から郵送される。
主催: 田部井淳子と怖いもの知らずの女たち、山と溪谷社・日本山岳遺産基金
チラシPDFをダウンロード希望の方は下記から。
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田部井淳子と怖いもの知らずの女たち
秋岡久恵、志賀こず江、高橋利子、田部井淳子、山口積恵、脇坂満智子の6名が、今から約17年前、田部井淳子を中心に、様々な職業の女たちにより山歩きを楽しむ「森の女性会議」を結成。その後、この会は解散したが、交流は続き、2003年の秋、田部井がふと口にした「シャンソンを習いたい」との一言からすべてが始まった。そのうちに「コンサートをしよう」という事になり、他人様の前で歌うなんて怖いもの知らずだと、グループの名前となる。
お問い合わせ
田部井淳子と怖いもの知らずの女たち 事務局
FAX03-5306-6831
Eメール kowaimonoshirazu@emobile.ne.jp